シラカバの薪を使ってみました
さてどんな特徴があるかな?
白樺(シラカバ)とは
主に北海道が生息域で、本州では東北の一部や長野県。白く光沢のある樹皮が特徴で、硬く木目がきれいなことから家具や内装に使われる。
あと、見たことないけど割りばしや楊枝に使われているらしい。白樺の樹液は、皮膚の保湿効果があり化粧品として使われ、北海道の道の駅なんかに行くと樹液が飲料用として売られている。
樹液の味は、味はこれと言って無くわずかに青臭かった。北海道を訪れた際は、試しに飲んでみて下さい。比重は0.6とやや重め。
白樺の加工性
加工性を見ていこう!まず割ってみると、真っ直ぐな木目通りあまり力を入れずパカッと割れた。
次に、切ってみるとこれも難なく普通に切れました。
身が詰まって硬そうな感じがするが、思ったより柔らかい。最後に削ってみたらこれも削りやすく大き目のフェザーができた。この結果白樺の加工性は良好と判断します。
ちなみに、白樺の樹皮は自然界最強の着火剤になるので必ずむしり取っておこう!
シラカバの燃焼
今回使う薪は長さ30cm、縦横合計10cm後半、数本大割ぐらいの大きさが入っている一箱20kgを使う。
シラカバの樹皮→焚き付け→細割の薪の順で着火。
着火5分程度で炎が安定して、薪を2本ほど追加した。着火性は良好、このまま常に2~3本燃えている状態を維持して焚火をする。
この薪の投入間隔でも熾きが残り、炭になっても長時間燃え続けている。また、薪の燃焼はゆっくりと燃えて割と大きめの薪が多いので1本あたりの持ちは長く、全く爆ぜることがない。
火力も申し分なしと燃焼については不満な所は一切見受けられなかった。
しばらく焚火を続けて、最後の薪が熾きになった時、開始から5時間が経っていました。
20㎏で5時間は比重と薪の大きさからみて、妥当な数字といえます。もう少し節約すると、6時間ぐらい持ったかもしれません。
最後に、残った灰の量が非常に少ないのも特徴の1つです。
シラカバのまとめ
加工性は良好、フェザーも作りやすい
着火剤に使える樹皮が取れる
燃焼時間はゆっくり燃えるので長め全く爆ぜることがない
割と大きめの薪が調達できれば良し
熾火になっても火持ちが良く火力も高い
入手は通販のみ
コスパは悪い、送料込みで4600円とかなり高め
他店で売り切れのため購入できなかった所は
18㎏で送料込み3600円とこちらも良い値段
コスパは悪いけど薪として火力、火持ち等全体的にバランスが取れていてとても使いやすいと思いました。普段使いには不向きかもしれませんがお勧めできる薪です。
他の薪の特徴も紹介しています
記事一覧はこちら