この日がとうとう来てしまった、北海道を離れる時が。乗船時間は夜の11時半、時間はあるしゆっくり撤収作業をして小樽港に行こう。
小樽港と乗船
到着したのは午後2時、誰もいないし早すぎるからぶらぶらして時間を潰す。
セコマで食べ物飲み物を買って行こう、船内でもいろいろ買えるがちょっと高めなんだよね。
セコマで買い物するのもこれで最後か…はぁ…
ターミナルに戻ると、ちらほらとライダーたちが集まっていた。話をしているともう夕方、昼間は暑かったけど日が沈むと肌寒くなっていた。あと2、3日で7月も終わりなのに。
時間は過ぎ、乗船し自分の客室へ
既に明日になっているためすぐにベッドに横になった。んで、翌朝を迎える。
外に出ると天気はあまりよくない。
ものすごく暇なんで、売店で何か買って飲み食いするか~。
こんな物を入手した。白熊ガラナさっぱりとして、ガラナもそれほど強くなく飲みやすい。
かなりいい出来だが、これを見るのは初めてでもしかすると船内でしか買えない貴重なガラナかもしれない。どこでも買えたらいいんだけどな。
これもお初、しっかりとしたガラナの味でこっちが好みかな。
フェリーに乗るならこれらは飲んでおくことだ。
ついでにプリンも買ってみた、なめらかな食感でおいしい。
そうこうして待ちに待った夕食の時間だ
レストランに行くと珍しい食べ物を発見!
絶対美味いだろうと確信して注文しました。ソースカツ丼というもので、タレに漬けてそのままご飯の上に載せただけのシンプルな食べ物。船内では福井フェアをやっていて、登場したのはそんなわけがある。
タレに漬かったカツは、柔らかく濃厚な味でご飯が超進む。美味すぎて10分もかからずに完食!!
こんなにうまい食べ物があるとは福井県は侮れない。
下船、舞鶴到着!
数時間後の午後9時もうすぐ下船だ。乗り合わせていたライダーの方々と別れの挨拶をして車両甲板へ。
甲板内はちょっと暑い、下船が始まりハッチが開くとすさまじい暑さが襲い掛かってきた。気温は30度近く雨が降っていたようで湿度も非常に高い。
この時初めて全身から汗が噴き出るのが分かった。この日の宿は近くのポートシャインホテルだ。そこまでは5分程度で着く。
1泊4980円、バイク専用駐輪場が設備されているのは有難い。ホテルに泊まるのは何年ぶりだろう、客室は至って普通の部屋で疲れでホテルを満喫することなく就寝。
無事自宅に帰還
夜が明けて朝だ、そうそうにチェックアウトし今日の野営地、幡降野営場に向けてバイクを進める。
しばらく走って昼過ぎに着いた、中国地方はとっくに梅雨が明けて夏本番。あいにくの天気で、雨が降ったり止んだりする。
結局風呂も入れないまま、ムシムシジメジメの中眠ることになった。
そんで翌朝
今日は朝から天気良好、このまま自宅に帰るだけだ。岡山市まで出て、そこからは国道486で数時間後無事帰還!!
北海道の旅はこれでおしまい
リザルト
北海道は厳しくも美しい自然と、旅をする人たちを温かく迎えてくれる方々がいる。旅人にとって特別な土地だと言える。
全行程38日間のうち33日間は、北海道に滞在できたわけだが、この日程だと海沿いをぐるりと回るだけで精いっぱいだった。
内陸も行こうと思えば、もう1か月以上は必要だと思う。まだまだ行けてない所があるのと、おいしい物も発見できてなく課題は山積み。
これはいつの日か、北海道に上陸した時に補うとしよう。
そしてキャンプ場の管理人さんや
地元の方々にはよくしてもらって非常に感謝している。
最後に費用等々を記しておく
- 総走行距離 5519km(広島⇔舞鶴間往復で約800km)
- 給油量 109.86Ⅼ
- 燃費 5519÷109.86=50.24km/ℓ
またしても50キロ超えと良好な数字をたたき出す
- 食費 52932円 燃料費 14192円
- 風呂 15300円 キャンプ料金 9440円
- コインランドリー 3100円
- フェリー代 34570円
- 宿泊費(オスパとポートホテル) 7030円
- タイヤ交換 9720円 雑費 3068円
合計 149352円
費用は、約15万円と九州と四国上回った。予期せぬ出費があったけど、多めに持って行ったおかげで事足りた。
次は沖縄か本州か
どちらを旅しようかな…