RZ50 チャンバーサイレンサーの
グラスウール交換 2回目
またこの時が来たか…
燃え残りの2st oilのおかげでサイレンサーが機能せず爆音になってしまった。
作業的には簡単なのでサクッと済ませちゃおう
サイレンサ分解と洗浄
リベットをドリルで除去
引き抜いてグラスウールを留めている針金を切って、張り付いたグラスウールをはぎ取る。
グラスウールは、オイルと雨天走行時の雨とで大分汚れていた。
大体取れたら、パーツクリーナーで洗浄する。
ケチらずしっかり汚れを落とすことが重要だ。
オイル分を落としたら、針金とかでパンチングメッシュの穴を全てきれいに開通させる。
地味でめんどくさい作業だがこれも重要な工程、新品にするぐらいの勢いでお掃除。
サイレンサー組み立て
今回は、前回と違いよく消音できるように工夫をしながらの組み立てとなる。
まず、グラスウールは丁寧に厚さの違いが出ないようにはぎ取った。これなら巻き付けた時、偏りができにくくなるはず。
パンチングメッシュに巻き付ける
隙間なく押し込み、針金で留める箇所は3点としてみた。狙いは、メッシュにぎっちりと巻き付けると穴をふさいでしまい消音効果が薄くなるのを防ぐため。(これは自分の勝手な考え)
ふわっと巻くのが良いかと思ってやってみた、良い効果が出ると良いけど…
針金でとめたら筒へ差し込む。
リップスのサイレンサーは手作りゆえ、リベットを通す穴の位置が筒の前後で違う。前後間違えるとリベットが打てないので向きは要注意。
RZ50 サイレンサーオーバーホール完了
リベットを8か所打つ。
筒の前後に隙間があるので、コーキング材で埋める。
使ったのはこちら↓ ↓ ↓
サイレンサーは熱を持つけど、そこまで高くないから耐熱性のない物でもOK!
そこらへんに転がってる、あまりもので代用。
隙間を埋めたらオーバーホールは完了
で、エンジンをかけると前回o/hしたものより明らかに音が小さくなっている。
試行錯誤がうまくいったみたい。音量は下げれた、しかし音の質はこの白いグラスウールを使っているせいでかなり変わっている。
2stらしいやわらかく甲高い音とは違い、こもった音が出ている。音は最初の方が良い、でもこのチクチクしない断熱材がかなり余っているので、今後もこれを使う。
前回の整備
バイク整備 ヤマハ RZ50 ピストン交換 デイトナピストンを使ってエンジン整備