バイクで一人旅 本州編 その33

  道の駅で朝を迎えた、目立つので誰よりも早く起きてテントを畳んだ。明日から天気が悪くなるので、長期滞在できそうなキャンプ場を探しながらの移動となるかな。

 国道9号線を使えば、あとは道なりで進んでいくといつの間にか県境を越えて鳥取県に渡った。

 

鳥取砂丘

 国道から県道に移って、鳥取の名所の「鳥取砂丘」へと進んだ。これを見なければ始まらない。

駐車場付近

 

 

 まだこの辺は木と草が生えている。地面の砂はサラサラで、靴が少し沈む。

 

 

 

 

いや~砂漠だ

 

 もっと歩くと、完全に砂漠と化している。目の前は日本海、波打ち際まで行ってみよう。

 

 

 

 

 

砂丘の端っこ

 

 ここまで結構歩いた、日差しが強く照り付けるが海からの風と波の音で涼しく感じる。念願だった、いつかは来たいと思っていたので叶って良かった。

 砂丘の盛り上がった馬の背へも行ってみた。高い所から見下ろすので景色は抜群にいい。ちと離れたところで乗りはしなかったけど、ラクダにも乗れるアトラクションがある。

 貴重な体験になりそうでなかなか面白そう。よし、そろそろ戻ろうか、靴の中に砂が入りまくってじゃりじゃりしている。

 この砂丘の反対側に、キャンプ地に良さそうな柳茶屋キャンプ場がある。泊まれるといいんだが、偵察しに行ってみると立地が良すぎて利用客は多い。

 難民状態でここは無理、この先のもう1つ候補にしているキャンプ場があるのでそこへ行こう。




道の駅大山恵の里

 休憩に道の駅に寄った。大山町、9号バイパスのそばに大山恵の里がある。道の駅にはそれぞれご当地ソフトがあって、ここでは紅茶を使ったソフトがイチオシとなっている。

紅茶ソフト

 

 道の駅入って、正面の受け付けで券を購入するという独自のやり方。大小と選べる、もちろん大一択だね。1個380円、道の駅では普通の価格。

 紅茶ソフトかなりうまい、茶葉によって風味にくせのある葉もあるがそれはなく食べやすい。あまりのおいしさに2個食べた。

 

平田森林公園キャンプ場

 

 休憩もできたし、日が落ちないまでにはキャンプ地を確保しよう。9号線で米子市を過ぎたら島根県だ、島根には何回も来ておりちょっとした安心感がある。広島に帰ろうと思えばいつでも帰れる距離でもある。

 松江市から宍道湖のそばを走る、湖の水は残念ながら非常に汚い。いままで湖を見てきたが、ここが最強クラスだろうな…

 国道431号から、県道へとルートを変え候補地のある平田森林公園へと進む。

 そして、公園に到着。場所とサイト入り口は良く地図でよく確認すること、初めてだと分かりづらい。公園はゴルフ場と、キャンプサイトに分かれていて一段下がった所がサイトだ

池の前に張った

 

 公園の細いわき道からサイトへと移動。大きな炊事棟があって、その周辺にテントを張るようだ。広さはあんまりない、もともと狭いのと傾斜やデコボコでさらに面積が限られてくる。

池だ

 

 地面は草地で濡れるとつるっと滑る。

 ペグの刺さりは良い。

 

 

 

 

 この日は、連休最終日で利用客は多く狭いサイトは埋まっていった。トイレはゴルフ場の端っこにあり、ここまではサイトから階段を登りそこから少々歩いてちと距離がある。お急ぎの時、階段は脅威になりそうだ。

炊事棟

 

 近くに工場があり、そこまで孤独感は感じない。

 山奥のサイトより安心できるはず。

 

 

 

 

 で、買い物は町まで行くとコンビニとスーパー、ホムセンが揃っている。風呂は遠くてかなり不便、9号線を越えて荘原駅をさらに奥に進んだ小高い所に「ひかわ美人の湯」がある。

 少し遠いけどこの温泉はかなりおすすめだ。内風呂と露天の2種類、露天はまわりの木々が良い雰囲気を出している、しかも露天は源泉かけ流しだ。

 広さもあるし、料金も600円とまぁ手ごろ。泉質も良くて肌がスベスベださすが美人の湯と言われるだけある。

 

 設営に買い出し、風呂を済ませると時間はすぐに経ってしまう。場内の皆さんも夕ご飯を食べている

 平田公園での1日は終わり、明日からは雨でしばらくここで滞在することに決めた。晴れの天気はいつ来るのか、待ち遠しい。