バイクで一人旅 本州編 その8

 今日は、南に進んで館山市方面で1泊する。ルートは千葉市街地を避けるため、内陸を進んで君津市ぐらいから東京湾沿いを走る設定。

 

八街

 409号線を進むとある所で停車、ここは寄って行かなければならない場所の一つ。

ちらっと写るカインズ

 ここは八街市(やちまた)にあるベイシアというスーパー。特に観光地でもなく、普通のどこにでもあるスーパーなんだけどやっぱここは外せない。

 何故こだわるかと言うと、実は八街に住んでいた時期があってここに立ち寄るはかなり久しぶりだからだ。

 10年近く経っているけど、何も変わってなくホッとする。せっかく来たし、ここで食べ物を調達していこう、開店まで少し待つか。

 

 開店後、店の中を見ても当時と変わらずそのままだった。いっぱい買いこんでしまったけど、何とかパッキングしてバイクに積み込んでおこう。

 長居はできないから荷物積んで出発!

 進んでもあの時の街並みは、そのままでほとんど変わってない様子。

けやきの森公園

 ぶっちゃけすごい田舎なんだけどそこが良いんだよね。踏切の横にあるけやきの森公園も行ってみよう。

 草が刈られてさっぱりしているぞ、その中に1本だけ桜が咲いている。

 八街からは大網白里市、茂原市を通り木更津市方面に進む。ここで腹が空いたので昼ご飯を食べよう。

海老天丼

 ベイシアで買った弁当、これがかなりうまい!濃い目のタレがよく海老天にしみこんでご飯が進む。これほどうまい弁当が300円で買えるのはありがたい。

 

 409号線から127号線に移って、ここからはず~っと海沿い。館山市で給油後、県道257号線でさらに進む。



キャンプ地はお台場海浜庭園

 少し突き出た半島の先にキャンプ場がある。名前はお台場海浜庭園、個人経営のようだ。

敷地の中

 中は非常に広い、この日あまり利用者はいなくてどこでも選び放題。利用には事前に予約が必要、1泊の料金は1500円と相当高い。

設営完了

 サイトは芝生というより草が生えている、通路になっている所は砂利道なので転倒注意。

 

 

 

 

 トイレ炊事場は丘のてっぺんにある。トイレは仮設で、内容物が今にもあふれ出しそうなくらい溜まっている。料金をきちっと払っているのにこれは残念だし非常に不愉快。

 しかし、周りの景色は良く晴れていると遠くまで見渡せる。

海岸

 

 砂浜ではなく、岩場が多い。あちこちにトーテムポールの様な変なオブジェクトが立っている。奇妙な光景も見どころか

 

 

 

内陸

 

 内陸に目をやると、遠くに洲埼灯台が見える。

 ロケーションに恵まれているのは間違いない。

 

 

 

 気になる点は、場所が場所なだけに風が強い。設営も重しとかペグで固定しながらじゃないと、いろんなものが飛んで行って大変だ。

 買い出しは近くに店がなく、給油も含めて先に済ませること。風呂はホテル洲の崎風の抄で日帰り入浴が可能(午後6時から)料金は800円。

 

 風呂が済んだらさぁ飯だ。夕食はこれ!ベイシアで買ったとっておきの奴だ。

ベイシアは良いものがそろってる

 こいつはソースカツ丼。ソースをべた漬けしたカツがすごく美味い。やや薄味なのもご飯によく合う。

 これも値段は300円、ベイシアはほんと良いスーパーだな。関東圏にしかないのは残念。

そんでデザートはこれ!

餅!

 そう、これは残しておいた桔梗信玄餅。こいつを食べる時がとうとう来てしまったか。山梨を代表する銘菓、お餅にきな粉、特製の黒蜜が付いている。

うまいぞ!

 

 食べ方はこう、包んでいる袋に出す、好みの量で黒蜜を追加する。

 袋を閉じて、まんべんなく餅にまぶす。こうするとこぼれないし、無駄もなくなる。

 

 というのを何かのアニメで見た。理にかなった方法だと自分も思うのでぜひやってみてくれ。味はもちろん最高にうまい。

 基本的に、黒蜜は一切かけない派なんだけどこれに関しては、黒蜜をかける事でよりおいしさが引き立つので信玄餅に限ってありかな。

 あっという間に食べて、もっと買っておけばよかったと後悔する。今後の工程を考えると、桔梗屋にはもう寄れないだろうな。

ご飯も食べたしもう寝よう
明日からはひたすら北へ進む