北海道の旅から2か月後、今は9月も終わろうとしている30日の朝。秋も深まり肌寒い。
本州と沖縄どちらを先に周るか考えた結果、沖縄を旅することに決定。この先冬に突入すると、旅先での生活が難しくなるからだ。
沖縄の旅スタート!
沖縄に行くとなるとやはりフェリー以外なく、肝心な乗り場は鹿児島からしか出ていない。まずはそこまでの道のりだ。
九州に渡るため、しまなみ海道を経由して一旦四国に上陸。
初日は玉川湖の公園で1泊。寝る時に財布を見ていると、重要な物を忘れてきていることに気付いた。それは、予備資金の入ったキャッシュカードだ。
「まずい、まずいぞ!」
このまま行くか戻るか考えこんだ。幸いフェリー代に現金を多めに持ってきていて、これでも十分と言えるか不安だが、予約もしているからこのまま進むことに決定。
まっ、なんとかなるだろ!
翌朝早起きして愛媛からフェリーで大分に到着。
キャンプ地はいつもの志高湖キャンプ場だ。
明日はどうやら天気が悪く、できれば進みたいところだが雨の中の移動や撤収はどうもやる気が起きない。そんなわけでもう1泊することに。
鹿児島港へ
旅は4日目、朝の3時起床この日は一気に鹿児島港まで行きフェリーに乗船する。まだ辺りは暗く小雨が降る中撤収作業にかかる。
4時過ぎには出発、あまり寝てないから運転中は絶えず眠気に襲われる。まぶたを閉じると寝そうになるけど我慢。
ここから鹿児島港までは300キロの距離、早めに出発しているのでそれほど急がなくてもいいので事故らず走ろう。
乗船
熊本を縦断し鹿児島県に突入、港には昼過ぎに到着。乗船まで時間があるので、駐輪場の片隅でテントを乾かし荷物整理。熊本では曇っていた天気も、鹿児島に来ると天気が良くなっていた。というか良すぎて暑い。
買い出しも済ませ、ターミナルに戻って受付。出発は18時だがなぜか出港から1時間以上早く乗船できた。
乗船したフェリーは
今回乗船したのは、マリックスラインのクイーンコーラルプラス。もう1隻、クイーンコーラル8というフェリーがある。違いはプラスの方に、2等洋室の部屋の設定がある事でそれ以外に違いはない。
毎日交互に運行されていて、両方乗って違いを探すのもありかなと思う。沖縄へはマリックスラインの航路1本だけとなる、昔は関西地方から出ていたようだが今は廃止なってしまっている。
話を戻して客室へ
客室は2等洋室を利用、広さや使い勝手は新日本海フェリーのはまなすと変わらず不満はなく快適に過ごせる。他には食堂と風呂に売店等々必要十分。
風があまりない時には後部デッキに出られる。
ここから見渡す限りの海と奄美群島を眺めるのも良いだろう。
荷の積み下ろしの作業も終始観察できる、なかなか見ることのない風景だ。ただ、風の強い時はデッキに出ないように、何か飛ばされると回収できなくなる。
乗船後は夕食を済ませ風呂に入って就寝
時間も時間だしまた明日
沖縄はまだ遠い