バイクで一人旅 沖縄編 その7 完

ハイビスカス

 鹿児島港には翌朝8時30分に到着。朝に着いてくれるのはありがたい、その後移動もできるし自由に予定が組める。

 客室は雑魚寝なんだけど、2等洋室の方が断然良い。料金はたった千円しか違わないから、日にちをずらしてクイーンコーラルプラスに乗船することをお勧めしたい。

 

 ほんで、あっという間に夕方。夕食はレストランのこのメニューばかり頼んでいた。それは…

これはうまい!

からあげカレーだ!

 そのまんまのネーミング。だが侮ってはいけない、これがくせになるほど美味い!!あまり辛くないカレーにさくさくのこの唐揚げがよく合う。もし、フェリーに乗ったならからあげカレーを注文してくれ。

 

 腹を満たしたら、次は風呂。脱衣所に行くとなにやら張り紙が… 内容は「湯船につかりたいなら自分たちで沸かしてください」と書かれている。う~ん、サービスが悪いね。新日本海フェリーと似たような金額を払っているのにこれはないな…

面倒だしシャワーで済ませたけどなんだかなぁ…

 

鹿児島へ

 11日目の朝をフェリーでむかえる。下船は8時30分、あまり遅くまで寝ないように。

後部甲板 AM6:30

 あと数時間で鹿児島港に入港、それまでまったりと過ごす

陸地が見えてきた

 

 時間は8時前、甲板から外を見ると陸地が見える。

 前の方に目をやると鹿児島市内がうっすらと見えた。

 

 

港からキャンプ地へ

 8時半の定刻通りに到着。下船したら今日の寝床「たかくまライダース野営場」へレッツゴー!ここからはそう遠くない、のんびり行くとしよう。

はい、到着!そして設営完了!

また来たぜ!

 久しぶりに来たら、今まであった木がなくなって広々としている。あと、トイレが仮設から水洗式に変わって使いやすくなってる。仮設はいろいろ使いにくいのでこれはありがたい。

 夕方になると例の管理人さんのお出ましだ。金髪じゃなくなっているが、それ以外は変わらなず元気にやっているみたいでなにより。

 話によると「まだ他にいろいろと作ったりしようかなと考え中」とのこと。これからの発展に期待しよう。

美味である!

 

 スーパー(タイヨー)の中のパン屋で買ったさつまいものパン。

 さつまいものペーストがすごく美味い。

 

 

 たかくまで1日過ごし、翌日大分の志高湖キャンプ場に移った。そこでも1日泊まり、翌日に四国に渡りしまなみ海道を経由して無事帰還!!




 

沖縄の旅を終えて

 主な目的の戦争関連の施設を巡ることは、大体達成出来た。そして、実際の跡を見てより知識を深めることができて貴重な経験になった。

 沖縄県内ももちろん、日本国内にはまだまだあちこちに戦争関連の跡や祈念館があるので引き続き探していってみようと思う。

沖縄で気になったこととか

 沖縄の特に市街地を走っていてある標識が目に付く。それは、二輪車は複数車線がある場合、転回と右折を除いて左車線を走行しなければならないという意味の標識だ。

 特に不便とは感じなかったけど、この意味不明なローカルルールは理解不可能。

 そして、道路にも気になるというか不満がある。なんと言ってもとにかく滑る!地面がつるつるしていて危ないし、こんなものは道路と呼べない。

 そうなった理由は、資金不足か資材不足か分らないけど、アスファルトに石灰岩を混ぜて作っているからだ。

 これのおかげで、2日目の朝赤信号で止まろうとしてフロントからスリップダウン!で、こけた。幸い走行はできたが気分は数日間ブルーだった。

 見分け方は、普通の道と比べると滑り道はかなり白っぽい。最初は分かりにくいけど、慣れてくれば見分けることができようになるので、それまでは注意して走行してほしい

 あともう一つ、これも重要。本島と周辺の島に生息するハブに注意してほしい。滞在している期間は見ることはなかったけど、無理に草むらを歩き回らない、テント(特にインナー)のファスナーは必ず締めるといった対策は必要。

 

以上が気なったことで沖縄に行く際は
頭の中に入れておくと良い

 

最後にリザルト

 

 期間 2017年9月30日~10月12日
全13日間(その内6日間は沖縄滞在)

  •  総走行距離 2299km
  •  給油量 47.6L
  •  燃費 2299÷47.6=48.3km/L

 

  • 食費 18128円 風呂420円
  • ガソリン 6408円 キャンプ料金 4690円
  • フェリー 沖縄往復 38420円
    愛媛大分往復 4720円
  • 祈念館等見学料 1050円
    コインランドリー 1000円
  • しまなみ海道 1000円

合計 75836円

 

 半分がフェリー代に消費しているけど、これしか移動手段はなく仕方ない。で、カード忘れて不安だったが、手持ちの現金で事足りて一安心。忘れ物は良くないね。

残るは本州のみ
次が最後の旅だ