走行距離数百キロ
やってしまった…
そうです、焼き付きました
RZ50 デイトナボアアップシリンダー
焼き付きの修正をするぞ!
吸気側
排気側
どちらも、爪が引っかかるほどの段差ができている。手持ちのシリンダーは在庫がなく、これを修正して使うことになった。
800番の耐水ペーパーでひたすら磨いて、最後は1500番で磨く。
2stオイルを塗ってクロスハッチになるようにゴシゴシ。あんまりやりすぎると、クリアランスが広くなってしまうのでほどほどに。
爪が引っかからない程度に磨いて作業は終わり。ピストンは新品に交換。
修正したシリンダーを組んで、エンジンがかかること確認。そして試走すると明らかにパワーダウンしている。6割ぐらいのパワーしか出てない感じだ。
クリアランスが広がったおかげで、ピストンが首を振っているのかカチカチ音がする。経験上、この音はどうやっても消えることはありません。
しばらくはおとなしく走ろう…
焼き付きの原因
状況は、シフトダウンしてエンブレがかかった時に焼き付いた。この程度で焼き付いてもらっては困るんだけど。
原因はジェッティングのミスかと思ったが、そんなことはなくプラグを見ても黒いしかなり濃い目のセッティングだったので燃調は関係ない。
ピストン、シリンダーをよく見るとあたりのキツイ所がある。おそらく、ピストンの精度とわけわからんコーティングが問題だと思った。
対策は耐久性のあるピストンを使うか、100キロぐらい走ってあたりの強いところをペーパーで磨くかこれぐらいしかない。
次の整備