さざ波キャンプ場初日は、天候良くこの後の動向が気になる。良し悪しで進退が決まるので、あまり長く足止めは食らいたくない。
と、ここでキャンプ場について話しておこう。キャンプ場は道路のそばにあり、入り口はちょっとわかりづらい。利用前に管理人に電話で泊まれる状況か確認を取った方が良い(電話番号は調べると出てくる)
料金は1泊1000円、かなり高めだが個人経営のキャンプ場ではかなり安めのほう。サイト自体はなかなかの広さで、乗り入れ可能。風の強い日があるらしく、バイクが根こそぎ倒れるという事もあったそうで、置き場には十分考えるように。
施設等は入り口にトイレ、清掃は行き届いていて洋式なのはありがたい。水場は屋根付き、蛇口も何個もついている。
横にはゴミ箱があり分別すると捨てられる。この辺も実にありがたい。買い出しは、道路の向い側にコンビニとドラッグストア。
風呂は歩いて20分ぐらいの、屋形温泉共同浴場が近い。こじんまりとしていて、地元の人が良く来る場所になっている。
その他のこまかいことは、受付の時にもらえる管理人さん自作の地図で確認すると良い。
土肥地区にはいくつの温泉があり、この屋形温泉はキャンプ場から1番近いので利用する人は多い。
料金は400円、湯加減も良いしおすすめ。
徒歩圏内に色々とそろっていて、何かと不自由はせずかなり良いキャンプ場だ。長期滞在はお金に余裕があれば〇
翌日からの天候は…
キャンプ場2日目以降は、日に日に天気が悪くなる一方だった。
- 2日目 伊豆はくもりで、他の地域は雨が降っていた
この時はそこまで悪くない - 3日目 雨とともに風も出てきて、気温が下がり寒い。
ホッカイロが手放せない - 4日目 この日は大荒れ。猛烈な風と土砂降りで、外がえらいことになっている。テントを張っていたら確実に壊れているだろう、そして気温もかなり下がり寝袋から出るのを躊躇するぐらい寒い。
- 5日目 山奥では雪が積もっているらしく、この日の移動は控えてもう1泊した。
この悪天をしのげたのは、管理人に無理を言って雨風が防げる所に、泊めてもらっていたからで本当に感謝しかない。
さらに、気温が大幅に下がった日には、コタツを用意してくださるというやさしさ。
下げた頭が上がりません。
こうして管理人さんのおかげさまで、悪天を乗り切り翌日はなんとか移動できそう、明日からまた旅を再開しよう。
キャンプ地を求めて
旅は12日目、5日間の足止めを食らいこの日やっと移動できる。キャンプ地は決まってなく、営業してるのかもわからないので泊まれそうなところを探しながらの移動となる。
国道は通らず県道17号線を使ってみた。
途中で碧の丘というビューポイントを見つけた。
中々眺めが良い、かなり遠くまで見渡せる。県道は交通量も少なく割と快適に走れるが、道が狭くなっている所もあるのでスピードに注意。
その後国道1号線で神奈川県の箱根に向かう。三島市を抜けたあたりから上りが続き、箱根峠に着くとこんな景色になっていた。
雪が積もっているじゃないか!
道路に雪がないのは幸いとして、この先どこまで進めるかすごく不安になってきた。しかも行先は山梨方面だ。
雪解け水に濡れた道路に注意しながら駐車場を出る。
さてどうなる事やら…