23日目、今日からはいつもの旅を再開、行先は「室蘭」翌日は天気が悪くてここに2泊する。そこに行く前に支笏湖に寄って行こう。
支笏湖へ
恵庭市から細い道道からでも行けるが、ここは手堅く苫小牧市へ向かう。苫小牧は大きな街で探索すると、おいしそうな食べ物なんかが発見できそうでこのまま通り過ぎるのはもったいない。
しかし、予定にない事は時間の消費が気になるので素通りする、また機会があればゆっくり見て回りたい。
道は453に移り、すぐそばには支笏湖が見える。国道からわき道にそれた所にあるモラップキャンプ場で湖と景色を眺めよう。
サイトに行くと、テントが隙間なく張られていて難民キャンプ状態になっている。こんなにごった返していたら、ゆっくり休まるどころかかえって疲れそうだ。
このキャンプ場も一応天気などの好条件がそろえば、宿泊する予定だったがはずして正解だった。
さて、サイトからの景色はきれいな湖面の奥には恵庭岳がうっすらと姿を現す。水質もすごく良くて、浅瀬なら底が見えるほど。
ロケーションも良くて閑散期に来るのがベストだな。
室蘭市内
場所を変わって室蘭市に到着。(国道36号線経由)
観光スポットはチキウ岬しか頭に浮かばない。案内板を見るとJXエネルギーの工場の夜景とか、白島大橋等々けっこうスポットがある。
まだテント設営もできてなくて、時間にあまり余裕がないからチキウ岬だけ行ってみることに。
チキウ岬は室蘭市の一番南に位置する。水平線が丸く見え、地球が球体だと実感する室蘭屈指の観光スポットだ。
駐車場から10分たらずで展望台に着いた。きょうは雲が多くて視界はいまいち、でもうっすらと湾曲した地平線が見える。
眼下には灯台と切り立った断崖があり見ごたえは十分。
休日という事もあって観光客は多め、中国、韓国人の姿も見かける。
室蘭だんぱら公園
目的も果たしたし次は寝床の確保といこう。場所は、市の北側にある室蘭だんぱら公園内にあるキャンプ場だ。
山のふもとにあるので市内からは30分はかかる。
市内から数十分にスキー場があるとはさすが北海道、広島では考えられないね。
到着後はどこに張るか下見して、ささっと設営完了。(屋根代わりの中途半端なブルーシートはこの後完全に広げなおした。)
サイトは全体的に傾斜が多くて「100張りはできます」と看板に書いてるけどそれは無理、平らな土地はそこまでない。乗り入れは出来ず、駐車場から階段を上って搬入となる。
トイレは駐車場のそばであまり清掃は行き届いてない。炊事棟は少し上った所にある。さらにうえに行くとごみ捨て場があり、分別して袋に入れれば捨てられる。ここは良い所だ。
標高は430mで下界より2.5度ぐらい気温が低い。
山のふもとなので、当然買い出しと風呂は下界に下りないとだめだ。
買い出しはスーパー、コンビニがあるので不自由はしないはず。風呂は東室蘭駅の近くの楽々温泉がおすすめ。スーパー銭湯のような広い浴場や、豪華な設備はないけど風呂に入れればそれで十分。湯温は熱め、料金は440円。
2日目は予報的中で1日中雨
初日は忙しく終わり、2日目は雨で一時的にどしゃ降りになったりとどこにも行けずに終了。
明日は、函館方面に進む予定。