神川キャンプ場の2日目、今日は1日中雨。昨日と打って変わって退屈な1日だ。こんな時に時間を潰せるのは近くにある道の駅だったりコンビニだったりする、そこまで大きな施設ではないから品数はやや少なめ。
見終わってテントに入り、寝床にごろんと寝転がる。適当にラジオでも聞き時間を潰す。
午後になり少しの間雨がやむ時間があったので、隙を付いて風呂を済ませて、あとは飯食ってごろごろしていい時間になったら寝る。雨の日はこんなものだ。
13日目
この日は天気が回復して移動日和。ささっと荷物を積んで出発。国道269号線から10号線で北に進む、何か寄って行こうかと考えたが、何も思いつかず宮崎県はただ走り抜けるだけになってしまった。
伊佐市のキャンプ場で、出会った方から聞いた日向市のキャンプ場に向かう。無料で場所も広くなかなか便利な所らしい。
しばらく走り続けキャンプ場の近くに到着、時間は丁度お昼。まだ時間に余裕があるし、先に進むべきかしばらく考えた。ここに居るのは時間がもったいないので先に進むことに。目的地は別府市の志高湖キャンプ場だ。
国道10号線をさらに北上、山に入るとこれがなかなか良いワインディングに変化して走っていて実に楽しい。
数時間走り続け、ようやく志高湖キャンプ場に着いた。昼もとうに過ぎて、いい時間になっているので設営等々済ませる。距離は300キロを超えて大移動となったが、そこまで疲れることはなかった、まぁ毎日だと疲れがたまってくるだろうけど。
ふと考えると九州一周もこれで終わり、残すところは帰路のみで、「ちょっと早すぎたかな」と思った。
そんなわけで、しばらくここに滞在することにして後は何するかはじっくり考えよう。
とりあえず4日はここに泊まることにして、明日は洗濯物やら片付けたり、買い出しなんかして過ごそうかな。
志高湖キャンプ場2日目からは、特に観光に行くわけでもなくのんびり過ごした。観光地へあっち行きこっち行きするのではなく何もせず普通に生活するのも結構楽しく、これも楽しみ方の一つだ。
再び阿蘇へ
大分に滞在している間に、阿蘇へ続くやまなみハイウェイという道があるのを思い出し志高湖を後にした。いかにも景色の良さそうな感じもするし、走らなかったら損しそうだ。
道順はと言うと、県道11号線をすすむだけでしかも、その道はキャンプ場のすぐそばにある。アクセスは超良好。阿蘇周辺に出るまではしばらくの間、走って楽しいワインディングが続く。
途中展望所に看板が出ていたので寄ってみる。ここからの眺めは良く、大観峰とは違った視点が新鮮だ。
この道を通る際、大体の人はここに立ち寄るだろう。ここで景色を眺めつつ休憩をすると良いかも。おすすめの場所だ。
展望所から先は、きついカーブが続き荷物満載のV125を右へ左へと倒し国道に出た。今日の野営地は前回泊まった、阿蘇坊中野営場だ。
この日は平日、連休もとうに終わり利用者はほとんどいなかった。がら空きのキャンプ場は割と好きで、広々と使えるし変な干渉もなく快適だ。
それはそうと九州ツーリングも今日で終わり、ほかに行きたい所はあるけどあまり永く居ると梅雨入りしそうなので帰路につくことにした。