スズキ アドレスV125 6000km走行後のギアオイルの状態 ドライブシャフト用オイルはギアオイルに適しているか検証結果

ギアオイルにヤマハの
ドライブシャフト用オイル
入れて6000km走行しました

 

ここでいったん抜いてみて状態を見てみます

 

 

 プーリーケースを取ったところから作業スタート。

 

 

 

 

 ドレンボルトを緩めて…

 

 

 

 

 

 どろりとオイルが出てきました。温度が低くて出てきにくい。

 

 

 

 オイルを見てみると、走行距離の割にはきれいな方で色も明るく状態は良い方です。たまに黒い汚れが出てきましたが、気にするほどでもありませんでした。

 

検証結果

 

 結論から言うと、十分ギアオイルとして使えます。もちろん、「スクーターのミッション用に」と限定しますが。

 入れた時、手に取った時に今までより少し硬いオイルだなという感覚は間違っていなかったようで、今までのギアオイルより汚れが少なく摩耗から十分守ってくれていると考えます。

 次回はもっと距離を走行して交換してみたいと思います。

 注)この見解はあくまで個人的なものですので実践するのであれば自己責任でお願いします。少しでも不安があるなら迷わず、純正指定オイルを入れましょう。

 

ギアオイルのグレードと使用用途について補足

 

 ギアオイルにはエンジンオイル同様、グレードがあります。基本的にマルチではなくシングルグレードになります。

 使用用途については、荷重の負荷が大きいか小さいかで分けられます。

 

ギアオイルのグレード、使用用途

 

  • ヤマルーブ ギアオイル グレード80 使用用途GL-3
  • ヤマハ ドライブシャフトオイル グレード80相当 使用用途GL-4
  • スズキ ギアオイル グレード85 使用用途GL-3

 

 オイルのグレードはこうなっています。グレードはどちらも80番、スズキはやや硬めの85番で番号が大きくなれば硬くなっていきます。硬いオイルは抵抗が大きくなりますが、その分油膜が厚く切れにくいため保護性能は高いです。

 使用用途はGL-3と4に分かれています。これはギアにかかる荷重による分類になります。これも数字が大きくなれば重荷重に適合します。

 ヤマハのオイルは2つとも80番でしたが、ドラシャ用はGL-4と高荷重でも十分潤滑ができるようになっていることから今回このような結果になったと思います。

 さて、スズキのギアオイルも使ってみようかな~、気になります!