時間はAM3:00、この日は早起きして遠くに足を延ばそうと思う。サクッと撤収完了、4時には出発できそうだ。
走り出すとまだ辺りは暗い、このままあの観光地に向かう。
あの観光地とは洞爺湖だ
洞爺湖は室蘭市から近く、1時間ぐらい走ればそこに着く。絶景を見るには展望台が1番、絶景を一望できるサイロ展望台がおススメ。
時間は午前5時30分、自分一人で他に誰もいない。
何の音もしない静かな時をすごすとすごく落ち着く。
景色は湖と周りのやまなみ、中の島を一望の下に収めることができ「素晴らしい」の一言に尽きる。駐車場隣の軽食が取れるカフェや、洞爺湖を眺めながらジンギスカンを食べれるレストハウスもあって食も充実している。
函館市方面
それからは、国道37号線を走って長万部に到達。長万部の長万部公園キャンプ場は森林のサイトで、バイクはそばに置けて便利でロケーションも文句なし。
町まで行けば温泉にスーパー、コンビニと何でもそろう。できれば今日はココに泊まりたい所だが、残りの時間でまだ先に進めそうなので泣く泣くパス。
長万部を過ぎたあたりで雲行きが怪しくなり天気を確認すると雨雲が函館、森町方面を通り過ぎる予報が出ている。
ここで予定を変更
今日泊まるはずだった「東大沼野営場」を変更して、雨雲がかからない知内へ場所を移すことにした。
東大沼野営場とは、大沼町の大沼の東側にあるキャンプ場でサイトからは湖畔と無限に広がる青空が見える絶好のロケーションが特徴。
できるならここに泊まりたいけど、このあと土砂降りになるので仕方なく断念。函館へのアクセスも良いのでおすすめなキャンプ場だ。
ハセガワストア
函館には「ハセガワストア」という地元密着のコンビニがある。泊まることはあきらめても、さすがにこのコンビニをただ通り過ぎるのはもったいない。
やってきたのは昭和店、名物のやきとり弁当を早速買いに行こう。やきとりと言ってもここでは鶏肉ではなく、豚肉が出てくるといった初めてだとかなり衝撃的な体験ができる。
店内は品数豊富で、セイコマとなかなかいい勝負をしている。弁当はその場で作るので少々待つ。
しばらくしてできあがりを受け取る、このまま熱々を食べたいけど雨に降られるから知内のキャンプ場でじっくり味わうことに。
知内町
函館を脱出して函館山の対岸のあたりまで来た。
雨雲がかかり始めて北斗市では、ぽつぽつと雨が降っている頃だろう。
きれいな海を横目に海岸沿いを進み、木古内町を抜けて知内町へ。さらに内陸に進んで、国道228号線のすぐそばにある知内農村公園に到着。
ここが今日のキャンプ地で、着た時には自分しかいない寂しい状況。
時間は3時過ぎ、遅い昼ごはんを食べたいのでそそくさと設営。
ざっくり紹介すると、サイトはかなり広くて地面は草が適度な長さで生えている。トイレは仮設で、炊事場は蛇口がいくつか着いた露天。
乗り入れはできない、そばに設営ができればそこは苦にならないと思う。買い出しは先に済ませること。
キャンプ場としては、とくに煩わしいこともない良くできた場所だと言える。無料なのも評価が高い。
さてと、お待ちかねの弁当を食うか。
注文したのはやきとり弁当の小。タレは5種類、定番のタレにした。
サイズは他に中、大、特大がある。サイドメニューに豚のタンやハツ、鶏肉もとり肉につくね等ちゃんと用意されている。
ふたを開けると…
少々冷めてしまったが、見るからにうまそう。間にネギが挟まっているから、豚ねぎまと言っても良いかもしれない。
一口食べてみるとこれは美味い!タレが絡んだ豚肉は味がしっかりついてるし、追い打ちをかけるようにタレのしみ込んだご飯と海苔が非常に良く合う。
まさに最強のコンビネーション、これは食べないと損をするぞ!
時間は夕方5時、風呂だ!風呂の時間だ!
ここから近い温泉は、国道を道の駅の方角に進んで、分かれ道から道道812号線に乗る。南に進むと右手にある知内温泉、ここがおすすめ。
料金(大人460円)を払って廊下を渡って脱衣所へ。廊下の窓から見える景色が何とも風情があって良い。ロッカーは有料(100円)浴室に入ると洗い場が3つ、内風呂はそれほど広くはない作りだ。源泉かけ流しの温泉は結構熱く、ぬるめが好きな自分にはちょっときつい。
それでも泉質は良く肌がつるつるになる。北海道最古のこの温泉でもあるので寄ってみると良い。
温泉から帰ると人が3人ほどライダーが増えていた。話をすると函館市内で雨に降られて避難してきたようで、予想通り短時間ではあるが激しく降ったみたいだ。
人も増えたし、熊の恐怖におびえることなく安心して寝れそうだ。