バイクで一人旅 九州編 その5

 坊中野営場の2日目、今日こそは観光するぞと意気込むが、なんと午後から天気は下り坂「う~んついてないなぁ」。でも午前中は雨は降らないのでまだいける、そうと決まれば早速出発。

大観峰へ

 阿蘇の観光の鉄板1つ目は大観峰へ、国道212を北に走る、この道も走っていて非常に楽しいワインディングになっている。標高が上がっていくのも体感できて、夢中になれる楽しさ、ただ朝方は肌寒い。分かれ道から展望台の入り口差し掛かる、駐車場に着くがもう少し先に行ったところが二輪のスペースらしい。ちょっと狭い気もするが仕方ない、周りにはトイレと売店があって帰りに土産でも見ていくかな。

 駐輪場から歩いて展望所まで10分ぐらい、そこから見る景色は実に壮大。

もう少し天気が良かったらなぁ~

 

お約束の石碑

 

 標高は936mで外輪山に囲まれた阿蘇市を一望できる。

 手持ちのカメラではてとも1枚では納められないこの大パノラマを実際に見てきてほしい。

 

 

こんな景色はここだけしか見れない

 

 外輪山のごく一部、山と言うより壁みたいに見えてなかなか面白い。

 

 

 

 

 GWだけあって早朝でも人が多い地元のライダーたちも大勢来ている。珍しいバイクの数々を見れて目の保養になった、このまま部品が完全になくなるまで乗り続けて欲しいものだ。




 

次は…

 大観峰をゆっくり観光できたし、次の観光地に移る。阿蘇パノラマラインを今度は南に行き、向かう所は草千里。
ココも阿蘇では1、2を争う観光スポットで阿蘇山とカルデラが作り出す景色は一見の価値あり。

レストハウスから

 草千里は名前の通り草原がそこらじゅうに広がり目の前には烏帽子岳が立ち、高台に上り東を向くと阿蘇山の巨大な火口が見える。

阿蘇山火口

 ニュー草千里には赤牛を使った肉まんや、地元でとれた牛乳で作ったソフトクリームが売られていて2つともかなりおいしくてこれはおススメ。店内に入ればもっとしっかりとした食事ができる、ステーキ定食にハンバーグと魅力的なメニューが並ぶが、一番おいしそうなのはあか牛丼

 予定にはないから、食べたいけどここはひとまずパス。

 

そろそろ戻るか

 大部ゆっくり観光できたし、そろそろ雨が降りそうな予感で一旦野営場に引き返すことに。来るまでと帰りで数多くのライダーを見かけ、たくさんヤエー(ライダー同士の軽い挨拶)をもらって嬉しかった。誰かはわからないけどちょっとした交流は良いものだ。

阿蘇パノラマラインから 杵島岳
真ん中より少し右に見える形の整った山は何だろう?

 

 地震から1年は経過するが、いまだに道路の崩落した跡や、通行止め通路が残るなどまだ爪痕が残っている。復興は先の話かもしれない。

 

 

 

 野営地に戻ってしばらくすると雨が降ってきた、そこまで本降りじゃなくシトシト降る程度、雨は一時的なもので済んだ。残された時間はあまりなく遠出は無理、なら阿蘇駅周辺でもぶらぶらするか…

立派なつくりで見た目は特徴的、外観良し

 

 暇つぶしに道の駅阿蘇に行ってみよう。場所は阿蘇駅のすぐ横で野営場からはすぐ。かなり広めなこの道の駅は地元の名産品が数多く並ぶ、ここでちょっとした食材を調達するのもあり。外にはソフトクリームが売っているお店があってバニラ2種類とヨーグルトの3種類が売られて食べ比べをしてみるのもいいかもしれない。一個350円とちょっと高め。

 全部食べてみたかったが、バニラとヨーグルトを食べて今日はお腹いっぱい。この日だけでソフトクリーム4本食べている。残るバニラ味は次回に食べるとしよう。

 その後、良い時間になったし風呂に入ってテントでゆっくりと時間を過ごした。今日で熊本に滞在するのは最後、明日はさらに南を目指す。