新日本海フェリー
北海道小樽行き 乗船
ターミナルに着いて受付を済ませたら後は乗船までひたすら待つのみ。出航が23時50分とかなり遅い、ほとんど明日と言っていい。時間になるまで結構退屈。
乗船 出港 北海道
やっとこさ乗船の時間になった、係員の指示に従って船の所定の位置にバイクを留める。荷物は「全部降ろさなきゃいけない」なんてことを聞いたがそんなことはなく、キャンピングシートバッグの上にあるブルーシートとマット、バイクのシート上にある寝袋とテントが入ったバッグを下したぐらいだ。
下した荷物はちゃんと置く場所があって、なくさずに汚さずに済むので安心。
客室へ行く時ロビーでおにぎりやビール、つまみが売られていてそれに群がるお客さんたちが、賭博黙示録カイジの地下の労働者たちがペリカ片手に柿ピーやら焼き鳥を買うワンシーンと全く同じ光景で思わず笑ってしまった。
特に悪気はないんだけどね
「俺にもビール」
「はい、5千ペリカ」
新日本海フェリー客室内での生活
今回予約した客室はツーリストA、一部屋にいくつか寝る場所がある部屋で、ただ寝るだけなんでそこまで広さはなく自分には十分だ。
ここは部屋の一番奥の窓際になる。向いに人はいなくてやや広い、ここはあたりだと思う。
船内を軽く紹介するしておくと、風呂はそこそこの大きさでカギ付きロッカーありドライヤーも完備。入れる時間帯が決められてその中で入ることになる、ほかのお客と入る時間帯を変えればごった返しを回避できるかもしれない。
次は売店、土産はもちろん飲み物やら暇つぶし用の本も買える。すぐそばには自販機がずらりと並んでいて飲み物と軽食(チャーハンとか焼きおにぎりとか)が売られている。1つ400円とちょっと高め。
レストランとカフェも併設していてちゃんと食事がとりたい方はこちらを利用すべし。閉店時間が早かったりとちょっと自分には合わなかったから利用はしていない。
最後にゲームセンター、割と新しめの筐体もある中、90年代の古き良き時代の筐体もある。そこだけ時間が止まったような感じでいい雰囲気だ。メタルスラッグの筐体があったのは驚きしかも4、熱中するとかなりの100円玉が飲み込まれるから1プレイにとどめた。(ようするに下手糞)
設備は以上、船内ではツーリングに備えてゆっくりと過ごした。航行時間は20時間、到着は翌夜の8時45分。
天気は良くないけど外に出ると気分が良い。
北海道 小樽に上陸
時間は8時半を過ぎて下船の準備をする。車両甲板に行きせっせと下した荷物をパッキングしていく、ちなみにこの時期に北海道を旅するのは自分ひとりだけかと思っていたが、ほかにも多くのライダーがいるのには驚いた。
ほぼ満車の甲板から係員の誘導で一人一人下船していく。その番が回ってきて、スロープを降りるとそこは北海道の小樽。喜ぶのはそこそこにして小雨の降る中、宿泊する小樽温泉 オスパへ直行。ここはフェリーターミナルから5分ぐらいのすぐ近場で1泊2050円で泊まれてここはおススメ。
寝る場所は2階大広間にテーブルが並ぶその周りに自由に場所を取ることに。布団等はなく、マットや寝袋を持ってくる必要がある。
明日から本格的に北海道の旅の始まりだ