バイクで一人旅 本州編 その25

 八甲田山から青森市を抜けて、国道280号線でまた海沿いに進む。まだ行ってみたい場所があって、そこに向かっているわけだ。

今別町

 

 途中、道の駅いまべつで一休み。

 なんだか風が強くなってきたけど大丈夫かな?

 

 

 

 

竜飛崎

 今別からの移動中も風がだんだん強くなってきた。それでもバイクを進めて、青森の突端に向かった。

木に書かれた字が薄い

 

 やっとこさ着いた場所は竜飛崎だ。正確にはココから上に登った所がそうだが、先端でいえばここが先っちょになる。東屋があるだけで寂しいかもだが、となりの帯島が良く見えるし悪くはない。

 そして、ここには名所となっている階段国道がある。名前の通り階段が国道(339号線)になってる。

入り口

 

 

 道が整備されて場所も分かりやすくなっている。

 

 

 

 

ん~

 

 

 階段国道より火災現場の跡がインパクトがあって、そっちばかり気になってしまった。

 

 

 

ここだな

 

 

 ここからがスタートらしい。かなりの距離があるので上までは登らなかったけど。

 

 

 

 

 まだもうちょいやりたいことがある、さぁそっちに行こうか。場所もすぐ近くだしなぁ。

 数キロ進んだ所で風が暴風に変わっていった。今までにない強さで、これ以上進むのは無理と判断して引き返すことにした。

 で、Uターンしようと傾けた時、猛烈な風が吹いてこけてしまった。荷物は飛びそうになりそうになるは、バイクは倒れたたまんまだしで地面にしばらくへばりついていた。

 もしかしてこ、のままここにずーーっと張り付いたままなのかと嫌な考えがよぎった。しばらくすると、通りがかりの二人組のお兄さんに助けられた。この方がいなかったらどうなっていた事か、本当にありがたく感謝しきれない。

 助けてくれたお二方にしっかりとお礼を言い、何とか立て直した。これ以上は進めないので、あきらめてキャンプ地へ向かうことにした。

 できれば、津軽海峡冬景色の歌が流れるあのボタンを押したかったなぁ…

 まっ、津軽ボタンもマグロと同じく次回の課題としようか。




キャンプ場を求めて

 海側のルートを変えて、内陸をできるだけ走るルートを取ることにして風を避けながら行こう。今別まで戻り県道1412で国道339に合流する。

 内陸だから大丈夫だろうと思っていたが、339号線は横殴りの強風が常に吹いて本当に危なかった。止まろうかと考えもしたが、止まっても何もならないしただ走るしかなかった。

 中泊町から数キロ先の1カ所目のキャンプ候補地に到着する。五所川原市の芦野湖にある「芦野公園オートキャンプ場」ここが良さそうかなと園内を見て回った。

 ここも風が強く、そんな中なのにほぼ満員状態。「これじゃだめだと」もうひとつの候補地へ向かうことにした

 さらに南下して、弘前市に入った。アニメ「ふらいんぐうぃっち」の舞台であり、聖地巡礼にと観光する予定だったが時間的の余裕が無くて無理そうだ

 とうとう青森県を出て、秋田県に突入!大館市から北秋田市方面に進む。

 国道7号から田代地区にそれて目的地の「田代スポーツオートキャンプ場」に到着した。(注 現在はユップラオートキャンプ場に変更されている)

 

やっと、候補地の
田代オートキャンプ場に着いた
ここまで長かった

 

 まずは受付だ。近くの体育館でするので行ってみると、管理者が変わって「たしろ温泉ユップラ」で受付するようにと言われた。

 ユップラはキャンプ場横の温泉施設だ。風もないし、利用者も少なくようやく落ち着けそうだ。

 ユップラで受付をすると、まさかの有料化になっているとこが分かった1泊すると1620円(デイキャンは半額)もかかる、しかしもう移動することはできないので料金を払い泊まることにした。

サイト PM5:30

 

   1泊だけならいいけど、連泊は不可能な価格かな…お金に余裕があれば問題ないけどね。

 サイトは区画分けされ、車も入れるスペースがあり広さは十分。地面は草で、申し訳程度の植木の壁がある。

炊事場

 

 炊事場、トイレは管理が行き届いている。

 ペット用のトイレもあり、そんなに必要か?と少し疑問だ。

 

 

 風呂は隣のユップラで350円、食堂で食事も取れるので今回はここで食べて行こう

カレーは定番

 

 カツカレーを頼んでみた。

 なかなかのボリュームでお腹いっぱい。

 

 

 

 

 徒歩圏にすべてそろっているのでこのキャンプ場は不自由なく利用ができる。ただし、有料になったのは非常に痛い。サイト数もそんなに多くなく、繁忙期はすぐ満員になりそう。おすすめ度あまり高くない。

 

 今日も色々ありすぎて疲れた、さっさと寝よう明日も移動だ!