ボアアップ組み込み後のキャブレター調整は
必須作業です
セッティングしないと焼き付きますよ!
キャブレター調整、セッティング
作業前にガソリンコックをoffにし、ドレインボルトを緩めてキャブ内のガスを抜く。
そしたら、キャブ上部のカッタウェイが付いている蓋を取り、マニホルドからキャブを外す。
フロート室のねじを取ると「カポッ」っと取れます。
ジェットはとりあえず120番を使います。濃い目を選ぶのがポイントです。ジェットはミクニ丸大です。
メインジェットはマイナスドライバーで取り付けます。溝とよく合うものを使いましょう。
あとは、フロート室を付けて、元通りにしてやりましょう。
メインジェットの選択
kitの取説では、10番上げですがそれは吸排気がフルノーマルの状態が条件です。このRZは社外チャンバーが付いているので、さらに濃い目の20番上げにしました。
メインジェットセッティング
セッティングの仕方は、実際に走ってからどの回転域がどんな症状が出ているかを探って、症状に応じて濃くするか薄くするかで対応してます。
120番で走り出すと、上まで回りますが今一つ高回転域でのトルク感がありません。次に、125番にするとトルクが出てきました。
濃くて被る覚悟で、130番を入れてみました。高回転域は良く回りトルクもかなり出ています。しかし、低中回転は濃くて失火気味。
薄くなる方向でエアスクリューとニードル段数で調整後、アクセル開け初めでもたつく程度になりました。まだ、煮詰めていく余地がありますが今回これで完了とします。
- MJ 130 PJ 35 ニードル段数一番上 A/s 1と3/4
- 吸気系フルノーマル、排気系社外チャンバー