6日目の朝、ちょっと肌寒く昨日の夜は、吐く息が白くなるほど冷えていた。今日は美深まで足を進める。天気も良く気分が良い。
寄り道
道道966を道なり行けば美瑛町に出るが、その前にここには観光にいい場所があるのでとりあえずそこへ行く。そこはどこかというと、青い池と名前が付けられていて、キャンプ地から30分ぐらい走ると看板がある。
看板からは駐車場までは、大きい石ころの転がる未舗装路なので、運転には注意してもらいたい。
バイクを留めて池までは徒歩で移動、お客もそこそこいるので熊の心配はしなくていいと思う。歩いて数分で池に到着。
真っ青ではなく、少し白みのかかった青色をしている。天候や降水の影響で、日によっては違う色に見えるかもしれない。
遊歩道は池の終わりまで続いて、ここからの景色も良く、川の水も青色になっている。
景色が良く幻想的で、雰囲気もいい。ここは一度は訪れると良い場所だ。滞在時間は20分ぐらいだった、帰るころにはバスツアー客が、大量に押し寄せていたので朝早く来ると良い。
美深町
観光も終わったし、後の予定はなくこのまま美深のキャンプ場に行く事に。道は単純、237→旭川市からは40号線をただ進むだけで着いてしまう。
旭川に入ると今までの自然あふれる光景から一転、家やビルが建つ大都会に様変わり。
結構走ってガスの残りも少ない、そうとなれば給油。
スタンドはもちろんここ、ホクレンで出来る限り給油している。
その日の距離と燃費を計算して、どこで給油するか決めておくと後々焦らなくて済む。こまめな給油は、北海道を旅するうえで重要で基本的な事。
さらに北に進み士別市、名寄市を通る。ここら辺を走ると頻繁に自衛隊と遭遇する、たぶん基地や練習場が近いためだろう。普段見れない装甲車が列を組んで走っている。
美深町には畑や牧草地が広がり、あちこちに干し草ロールがコロコロ転がっている。
今日のキャンプ場は、美深町役場から数キロ先の森林公園美深アイランドキャンプ場。街から近く非常に利便性が高い。管理人室で受付を済ませ、空いてる場所を見つけてテントを張る。場内はかなり広くよく整備されている。バイクは乗り入れ可能で地面は芝生。
トイレは大きな建物で洗面所あり、時間帯でなんとお湯が出てくる超豪華仕様。今までこんなキャンプ場はなくて非常に感激したところ。炊事棟は確か屋根付き、飲める水が出て蛇口も多数。使い勝手が良い。
風呂は目の前にある、びふか温泉を利用でき大人一人400円。施設の中に、水槽の中を泳ぐチョウザメが見れる。まず見る機会はないから一度は覗いていくこと。
これだけ利用しやすい場所なのに、1泊300円と格安。ここを拠点にするのも良い。注意点としては、場内は白樺の木がたくさん生えている、そこには毛虫が多く潜んでいるのでむやみに触らないこと。サイトはくぼみがあり、雨が降ると溜まって浸水してしまう。高く盛り上がっている所等設営場所は気を付けよう。
それともう一つ、買い出しは事前にすること。すぐそばの道の駅で、ホットスナック程度は買えるが、売り切れてたりそれだけじゃ心細いのでしっかり買いだめしよう。
二輪おススメキャンプ場 美深アイランド2日目
行先の天気が悪くて、昨日に引き続きここに泊まっている。ここも、小雨程度の雨が降ったりやんだりしている。テントでゴロゴロするのも退屈だし道の駅に変わった物がないか時間つぶしも兼ねて出かけた。
ご当地物をいくつか買ってきた。
びふか牛乳は成分が底にたまるほど濃くてすごくおいしい。美深牛肉まんもおいしい。
この二つは買って損はない。残りのシープミルクだが…うーん…これは非常にくせがあって、はっきり言うとまずい…。ただ良い経験にはなった。
そして最後にこの白樺樹液100%の森の雫。
味は若干青臭いくほのかにそんな味がする。とろみもついて臭いはない。何とも不思議な飲み物だった。
ミネラルが少量だが含まれていて、体には良さそうだ。こんな感じで時間が過ぎ去り、風呂入って飯食って即就寝。明日は天気が回復するので先へと出発する。