13日目、今日は紋別から網走を通り知床までの予定。悩まされた霧は出てなくて、朝から青空が見える。今日もオホーツクラインを走りまくる。
この先に大小の湖がいっぱいあって、その中の一つ佐呂間町のサロマ湖に行ってみた。北海道の中でもかなり大きい湖で、周りは固有種の草花が生い茂っている。
ちょこっと突き出たキムアネップ岬を近くのキャンプ場の偵察ついでに寄ってみる。
岬までは駐車場から徒歩でしばらく歩いた、そこそこの距離でちょっとだるい。
先端からの見晴らしはあまりよくないかな、展望台があるのでそちらから見た方がよさそうだ。
で、キャンプ場は乗り入れはできなさそう、駐車場に止めてそこから荷物の搬入するのかもしれない。サイトは広々していて芝生の状態も良い。トイレと施設もしっかりしている。なかなか良さそうなキャンプ場だ。
世界遺産知床
それから国道238、244経由で網走を走る抜ける。網走と聞くと、監獄がすぐに頭に思い浮かぶだろう。まぁ、今回はパスなんだけどね…
しばらくすると斜里町に入る、いよいよ知床が近くなってきた。でも、ここからまだ距離はあるので喜ぶのはまだ早い。
斜里町内を抜けると、今までの景色はがらりと変わる。自生している植物や地形が、本州とは全く違うのでそう見えるんだろう。
しばらくして、本日の野営場である国設知床野営場に到着。
管理棟で受付を済ませて(1泊400円)どこに張るか早速下見。こんな時期にもかかわらず、そこそこ埋まっていて「やはりここはかなりの人気のある野営場なんだな」とわかる。
サイトの地面は、草がもさもさ生えているけど、手入れされて気にならないし寝る時柔らかくて心地良い。炊事場は端っこにあって、すぐそばの草むらから熊が出てくるんじゃないかと不安になる。気にしてもしょうがないのであんまり気にしないこと。
トイレは初めて見るなんかすごく変わった物だった。水とおがくず(?)で分解する機構で臭いは特になく使えた。ただ、他のトイレは故障中で1機しか使えなくて少々不便であった。
トイレから少し歩くと、きれいな夕日が見れる夕陽台がある。この日は曇りで夕陽を拝むことは多分無理だな。
買い物はウトロ町内まで下りれば、セコマとか道の駅で調達できる。大型のスーパーは、さすがにないけどそこそこ揃う。
買い物も終わったしアイスでも食ってちょっとだらり。
このアイスかなりうまいぞ!セコマのPB商品は侮れない。
時間が経つと、一人また一人と人が増えて最後にはほぼ満員になった。
「さてと、風呂に入るか」
風呂までは歩いて5分ぐらい、自分のあとに同じ風呂に行くのかぞろぞろと人が後ろに続いている。できれば人が少ない時に行きたいが皆さんとご一緒になる様子。
内風呂、露天あり2つともこじんまりとしていて大人4人入ると一杯になる。混雑していてささっと済ませた。
大人500円、貴重品ロッカーは入り口入って右に行くとあるよ。
こうして13日目は終わり、知床で何日か滞在できれば良いけど天気が悪くない限りは、走り続けると決めているので翌朝は出発だ。