焼き付きシリンダーが手元に帰ってきた!
手持ちの焼き付き、傷つきシリンダーを加工に出してかなりの時間を待ちました。まっ、あまりの遅さに「いつ完成でしょうか?」と連絡して急いでもらいましたが…
内容はずばり「全てお任せします」の一言しか言ってません。相手はプロ中のプロなので、これで何も心配はありませんから。
早速見ていきましょう!
排気量はデイトナボアアップと同じ
68.8cc仕様
こちらは、デイトナピストンを使う前提で加工されてます。
パット見どこに手を入れてるか分かりません。
もしかすると、焼き付きやすいデイトナピストン用にクリアランスが広めかもしれません。
ここのポートは自分でやってたところです。50cc向けだったので超控えめな加工になってます。排気量が上がったので、もっと削っても良いと思います。
排気、吸気ポートは特に削った後もありませんので無加工かな。(ポートの面取りはやってもらってる)
このシリンダーは、デイトナピストン用で無理せず運用する方向で行きます。
次はポート加工など良く手の入ったシリンダー
こっちはデイトナとは全くの別物で、デイトナボアアップより速いそうです。
このキットは、ヘッドとセットの加工になっているのでヘッドも送って加工してもらいました。
見てわかる通り、燃焼室は新たに形成されOリング仕様になってます。oリングはアプリリア等の外車では当たり前ですがこれのおかげで高い金属ガスケットを買わなくて済みます。
ポ-トも少々手が入ってます。
シリンダー下部は削られてますね。
ざっと見た感じ、結構加工されてるのが分かります。使うとしたらこっちからですね。このシリンダー(以後SP仕様と呼ぶ)は、専用ピストンとアルミベースが付属してるのでこれを使って組むみたいです。
このSP仕様が良ければ、デイトナ専用もこっちに加工してもらおうかな~。
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RZ50 5FC ボアアップシリンダー(SP仕様)を組む!シリンダーボーリングとポート加工 レース仕様